アニメート・ワイヤーズとは?

アニメートとは「イキイキとした」とか、「生きている」と言うような意味です。 アニメーションのもとになった言葉です。 風で動いたり、触ってゆらしたりすることで、あたかも笑ってるかのように、あるいは生きてるかのような表情を見せるハリガネ達をこう名付けました。


イラスト制作中私の作品は基本的に一本のハリガネでできております。たいらなところ置いて楽しむもの、壁に掛けるタイプのもの、どちらも多くの作品が、動きや、ゆらぎなどによって変化する表情などを楽しんでいただく作品です。彫刻と呼ぶのかオブジェと呼ぶのか、分類分けとか難しいことは私にはわかりません。昨年秋取材をして下さった「東京消防」の瀬川智貴氏が「空間のドローイング」と名付けて下さいました。また今回個展に来て下さった方が「3次元一筆書き」とおっしゃってました。今回の個展では実際に触ってもらったり、たたいて音を楽しんでもらいました。「アート作品を触らせるなんて邪道である」なんていう言葉も戴きました。「アート」という言葉自体、私は良くわかりませんが、難しく近寄りがたいものより、ただ単純に見ていただいた方々に楽しんでいただければ、あるいは制作している自分の楽しさが伝われば良いなあと思い、触ったりしていただくような今回の個展になりました。立体とはいえハリガネで出来ているので向こう側が透けて見えます。置く場所によってイメージも変わるかも知れません。いろんな場所に置いて楽しめたら面 白いなあと思いをめぐらせております。 これからも頭で考えるのでなく五感で体感する"感じる"作品たちを作って行きたいと思います。


こちらは「ペロ2」です。ペロとはスペイン語
で子犬の意味のようです。2なのは以前木彫で
「ペロ」と題して作品を作ったのと、案内ハガ
キに写真を使った、ほぼ同形の舌を出してない
バージョンを先に作っていたからです。こちら
は 横浜のYさんご夫婦のところにお嫁入りが決
まっております。元になった「ペロ」はカミさ
んが気にいていて「売らないで」と言われてし
まったので ウチの居間の机の上で ゆらゆらや
ってます。
  これは「welcome」という作品で第一回個展の時ギャラリー前に おいた看板の上で風にゆれて、ゆらゆらと通りが かりの人々をいざなってくれた作品です。学生さんや通 りがかりの人がよく触っていきました。元
々は 人格という作品 の内部の顔の作 品をゆるや
かな表情にし て作り なおしたものです。 特に販
売リストには載せてませんでしたが 世田谷区のS
さんご夫妻がご購入下さいました。

このふたつの作品のバランスは絶妙で出来上がった時自分でもビックリしました。
アニメートワイヤーズの真骨頂というところかもしれません。
それだけにバランスが一度狂うと修正が大変ですが。
もっともっとこういうバランス最高!な作品を作って行きたいと思います。